しゅみしいききょうもん 須弥四域経文 親鸞が ¬須弥四域経¼ の文を抄出したもの。 その内容は、 宝応声菩薩が日天子、 宝吉祥菩薩が月天子にそれぞれ応化したと示す前半部分と、 老子が迦葉菩薩、 孔子が儒童菩薩、 顔回が光浄菩薩にそれぞれ応化したとする後半部分に分かれる。 親鸞の真蹟 (高田派専修せんじゅ寺じ蔵) が現存する。