しょうぜん 性善 (1427-1469) 仏光寺派興正派の第12代。 11代しょうどんの子、 太政大臣二乗持基の猶子。 諱は経実といい、 院号は無礙光院とされる。 永享10年 (1438) に継職した。 近江国宇津呂郷 (現在の滋賀県近江八幡市) でおこった疫病を鎮めたと伝えられる。 長禄元年 (1457)、 寺務を光教に譲った。