しょうしょう 性証 (1189-1265) 証性ともかく。 親鸞の門弟。 二十四輩の第八。 鎌倉幕府の御家人畠山重忠の子で重秀と称したという。 父が北条氏との抗争により敗死すると、 京都高山寺の明恵に入門して華厳を修め、 のちに関東に下り聖徳太子の夢告をうけて親鸞の門弟になったと伝える。 一説によれば幼少の折に父の導きで明恵の弟子になったともいう。 青蓮寺 (茨城県常陸太田市)、 蓮生寺 (福島県棚倉町) の開基とされる。