しょうもん 声聞 梵語シュラーヴァカ (śrāvaka) の意訳。 声を聞く者の意。 仏の直接の教えを聞いて学ぶ者をいう。 もとは釈尊の直弟子を指す語。 大乗仏教では、 二乗・三乗の一で、 煩悩を断ちきり自己のさとり (自利) のみを目的とする者とされ、 縁覚とともに小乗の聖しょう者じゃを指す。 四し向こう四果しかの修道しゅどう階位があり、 その最高位が阿羅漢果とされる。