しょうじょうじ 証誠寺 山元派の本山。 福井県鯖江市横越町。 親鸞が越後国国府への流罪の途中、 一時滞在し教化したことにより、 人々が集まって坊舎を建立したことに始まるといい、 親鸞の子善鸞、 さらに親鸞の孫浄如 (寺伝によると善鸞の子) がこの地に来て教化したといわれている。 また、 大町如道の流れを汲む道性の創建とみる説もある。 文明7年 (1475)、 寺基を現在の地に移したという。 江戸時代中期に天台宗聖護院の院家となり、 明治5年 (1872)、 政府の政策により本願寺派に属したが、 明治11年 (1878)、 別派独立し、 山元派の本山となった。