しょうじ 正使 煩悩の本体のこと。 使は心を駆使させるものの意で、 煩悩の異名。 煩悩の余残の気であるところの習気に対して正使という。 「玄義分」 には 「正使の尽と未尽と、 習気の亡と未亡と」 とある。