しょうえんしょうきょう 勝縁勝境 すぐれた縁と対象のことで、 菩薩来迎したり、 奇瑞が現われたりするようなすぐれたありさまをいう。 ¬礼讃¼ には 「一切臨終の時、 勝縁・勝境ことごとく現前せん」、 ¬一多文意¼ には 「勝縁勝境といふは、 仏をもみたてまつり、 ひかりをもみ、 異香をもかぎ、 善知識のすすめにもあはんとおもへとなり」 とある。