そくにょ 即如 (1945-) 本願寺24代。 勝如の長男。 童名は真、 法諱は光真。 昭和35年 (1960) に得度し、 同45年 (1970) に新門となり、 同49年 (1974)、 田中範子と結婚した。 昭和52年 (1977)、 門主に就任し、 同55年、 伝灯奉告法要を勤修した。 昭和56年 (1981) から平成17年 (2005) にかけて、 日本国内の全ての組を巡教した。 平成20年 (2008) には 「浄土真宗の教章 (私の歩む道)」 を新たに制定、 同21年 (2009) に御影堂平成大修復慶讃法要を勤め、 同23年 (2011) から24年 (2012) にかけて親鸞聖人750戒大遠忌法要を勤修した。 この間、 平成19年 (2007) から同24年 (2012) にかけて、 宗制・宗法・本山典礼など宗門の基本法規の改正や整備が行われた。 本願寺派外においては全日本仏教会会長や全国教誨師連盟総裁などを歴任している。