しちじちんくうのなん 七地沈空の難 菩薩の階位である第七地に至ると、 に沈んで修行する意欲を失うおそれがあること。 ¬論註¼ には 「菩薩、 七地のなかにして大寂滅を得れば、 上に諸仏の求むべきを見ず、 下に衆生の度すべきを見ず。 仏道を捨てて実際を証せんと欲す」 (証巻引文) とある。