してんのう 四天王 須弥山の中腹にある四天王天の主。 四王・四天大王・護世四王などともいう。 帝釈天に仕えて仏法を護持する護法神。 東方の持国天 (Dhṛtarāṣṭra 題だい頭ず隷らた・提だい頭頼ずらた)、 南方の増長天 (Virūḍhaka 毘留びる茶倶だく・毘楼びる勒ろく・毘楼びる勒ろく叉しゃ)、 西方の広目天 (Virūpākṣa 毘留びる博はく叉しゃ・毘楼びる博はく叉しゃ)、 北方の多聞天 (Vaiśravaṇa 毘び沙門しゃもん天てん) のこと。