しんらんしょうにんごいんねんひでんしょう 親鸞聖人御因縁秘伝鈔 3巻。 存覚の著と伝えられるが、 別人によって宝徳2年 (1450) までに著されたと考えられている。 親鸞と玉日との結婚伝承を記しており、 この結婚は、 九く条じょう兼実かねざねと法然の求めによるもので、 専修念仏の教えが出家在家を問わないことを示すためであったと説く。