しんじょ 真恕 (1791-1812) 興正派25代。 24代法高の甥。 院号は大悲心院。 寛政7年 (1795) に継職した。 当時、 興正寺本願寺派に属しており、 本末関係をめぐり本願寺と鋭く対立したが、 幕府の裁断により和解し、 本願寺14代寂如の孫本誓を迎えて法嗣とした。