しぎょうのひと 始行の人 久く行ぎょうの人に対する語。 はじめて修行をする人、 修行を始めたばかりの人を始行の人、 長く修行している人を久行の人という。 ¬安楽集¼ には 「もし久行の人の念は、 多くこれによるべし。 もし始行の人の念は、 数を記する、 また好し」 (行巻引文) とある。