せんみょう 宣明 (1749-1821) 大谷派の学僧。 院号は円乗院。 開正寺 (富山県高岡市) 住職。 学寮にて慧琳、 随慧に師事。 倶舎に通じ 「倶舎宣明」 と称された。 学寮の学舎整備に尽力し、 各地で起こった異義の教誡・平定にも努めた。 文化8年 (1811) 講師。 著書に ¬教行信証顕真録¼ ¬往生論註聞書¼ などがある。