さわり 沙羅 法要や儀式の中で用いる打物。 沙張・砂張などとも書く。 銅合金で作られた肉厚が薄く底が広い鉢形をしたもの。 鏧と同じように用い、 沙羅台や鏧布団にのせ内側を桴ばちで打つ。 なお、 沙羅とは、 もとは銅・錫・鉛などの合金そのもの、 あるいはそれによってできた仏具や器などを示す語であった。