さつまほうなん 薩摩法難 江戸時代、 薩摩藩における浄土真宗の禁制のこと。 藩主島津氏は一向一揆の発生をおそれて浄土真宗を禁止し、 明治維新の後、 明治9年 (1876) まで続いた。 真宗の門徒は信仰を隠し秘密裏に教えを受け伝え続けたが、 天保4年 (1833) から6年 (1835) の弾圧は特に厳しく、 多くの犠牲者をだした。 →かくれ念仏