さいほうしなんしょう 西方指南抄(鈔) 3巻。 法然の著作や法語を収集したもので、 親鸞が編集したと推定される。 高田派専修せんじゅ寺じに、 康元元年 (1256) から翌年にかけて成立した親鸞真跡本が現存するが、 既に別人が編集したものを親鸞が書写したものとする説もある。