りょうそん 良尊 (1631-1680) 興正派20代。 19代准秀の子。 諱は円超、 院号は受楽院。 承応2年 (1653) の承応の鬩げき牆しょうにおいて月感に与し本願寺13代良如を批判したが、 明暦元年 (1655)、 幕府の裁定を受け興正寺天てん満ま別院に逼塞ひっそくした。 のちに和解し、 良如の娘を妻に迎えた。