りょうげん 良源 (912-985) 平安時代の僧。 慈恵大師。 元三がんざん大師とも呼ばれる。 延暦寺18代座主。 比叡山延暦寺の中興の祖として知られる。 一方で貴族の子弟を優遇し、 山門寺門の分裂、 僧兵横行の因を作った。 自筆の遺言状(国宝)があり、 著書に ¬極楽浄土九品往生義¼、 弟子に源信、 覚運などがいる。