りょうえどうこう 了恵道光 (1251または1243-1330) 鎌倉時代の浄土宗の僧。 字は了恵 (了慧)。 相模国鎌倉 (現在の神奈川県鎌倉市) の出身。 はじめ比叡山で天台を学び、 のちに浄土宗鎮西義の良忠に師事した。 京都三条の真悟寺を中心に鎮西義の布教に努め、 その門流は三条流と呼ばれた。 法然の遺文を収集した ¬黒谷上人語灯録¼ を編纂し、 また ¬新扶選択報恩集¼ 2巻など数多くの著作を遺した。