れんにょしょうにんおおせのじょうじょうつらつらききがき 蓮如上人仰条々連々聞書 1巻。 実悟の編。 ¬蓮如上人仰条々¼ ともいう。 蓮如の言行録で207カ条を収める。 本書の奥書によれば、 実悟は宿老や兄弟から聞いた蓮如の言行を 「注意処」 としてまとめていたが、 享禄の錯乱 (大小一揆) によってその言行録を亡失したという。 その残闕ざんけつ本をもとに、 そのほか思い出すところなどを新たに書き加えて天正2年 (1574) に再編したもの。