らいばん 礼盤 法要を執り行う際に、 導師が座る高座のこと。 本願寺派では、 向卓、 脇卓、 磬台の諸具とともに、 仏前の前まえ卓じょくあるいは常香盤の外陣側に設置する。 平常時には向卓には立経台を、 脇卓には柄香炉と塗香を入れた塗香器を置き、 磬台には磬と磬枚けいばい (打棒) を吊す。 法要時には、 向卓から立経台を撤去し、 導師が経本や柄香炉、 磬枚を置く卓として用いる。 導師が礼盤に登ることを登礼盤、 降りることを降礼盤という。