おうしゃじょう 王舎城 梵語ラージャグリハ (Rājagṛha) の意訳。 現在のラージギルにあたる。 釈尊在世当時のインドのマガダ国の首都の名。 頻びん婆ば娑しゃ羅ら王おうが築き、 ¬観経¼ で韋い提だい希け夫人やその子阿あ闍じゃ世せ王などが登場した都。 釈尊の説法の中心地で ¬大経¼ ¬法ほ華け経きょう¼ などがこの郊外の耆ぎ闍しゃ崛山くっせん (霊りょう鷲じゅ山せん) で説かれた。