おさらえ 御浚え 報恩講終了後に、 改めて他力信心を得たことを喜び、 法味を深めることを期して営まれる法座。 「御浚え」 と呼ばれる由来は、 ¬御文章¼ 2帖目第1通に、 報恩講の間に信心を得たとしても、 しばしば 「信心の溝をさらへて、 弥陀の法水をながせ」 とあることにより、 この御文章を 「おさらえの章」 などともいう。 本願寺派本願寺では、 毎年1月17日 (報恩講最終日の翌日) の晨じん朝じょう勤行を 「おさらえの御座」 としている。