にゅうおん 柔遠 (1742-1798) 本願寺派の学僧。 院号は快楽院。 明楽寺 (富山県滑川市) 住職。 僧鎔に師事。 主に越中国で多くの門弟を育成し、 門下から充賢、 目云などが出ている。 のちに僧鎔、 道隠とともに空華学派の三師の一に数えられ、 越中空華の祖と呼ばれる。 著書に ¬教行信証ちょうだいろく¼ ¬選択集錯指録¼ などがある。