にゅうふにのほうもん 入不二の法門 すべての存在の本性があらゆる差別の相を超えた絶対の一であるという生死即涅槃、 煩悩即菩提をさとる法門のこと。 ¬論註¼ には 「無礙は、 いはく、 生死すなはちこれ涅槃なりと知るなり。 かくのごときらの入不二の法門は無礙の相なり」 (行巻引文) とある。