にょうはち 繞鈸 繞と鈸のこと。 いずれも法要の中で用いられる銅製の打物。 繞は浅い鍋型の楽器で、 吊りひもを持ち、 凸部を先が布製の桴ばちで打つ。 鈸は皿型で二枚一組の楽器で、 両手に一枚ずつ持って打ち合わせて鳴らす。 本願寺派では寛永13年 (1636) の本願寺御影堂落慶法要から用いられている。