にょえんに 如円尼 (-1460) 本願寺7代存如の妻、 蓮如の継母。 室町時代の奉公衆とみられる海老名氏の出身。 存如との結婚は応永28年 (1421) とみられている。 長禄元年 (1457) に存如が示寂すると、 実子応玄の本願寺継職を計ったが、 如乗の反対により実現しなかった。 蓮如はその死没に際し、 養育の恩に感謝して棺を担ぎ、 また13回忌には和歌を詠じた。