にひゃくいちじゅうおくのぶつど 二百一十億の仏土 世自在王仏が法蔵菩薩の発願・修行のために説き現わした国土。 ¬大経¼ に 「ここにおいて世自在王仏、 すなはちために広く二百一十億の諸仏の刹土の天・人の善悪、 国土の粗妙を説きて、 その心願に応じてことごとく現じてこれを与へたまふ。 時にかの比丘、 仏の所説を聞きて、 厳浄の国土みなことごとく覩見して無上殊勝の願を超発せり」 と説かれている。