にひゃくごじっかい 二百五十戒 比丘の守るべき具足戒のこと。 その罰則の軽重によって四波羅夷・十三僧残・二不定・三十捨堕・九十単堕・四提舎だいしゃ・百衆学・七めつじょうの8項目に分けられている。 中でも最重の罰則が科せられるのは四波羅夷を犯すことである。 なお、 ¬四分律¼ に示された比丘の守るべき戒法は250項目であるが、 他の律蔵ではその数を異にする。