ねはんぶん 涅槃分 ¬論註△¼ (証巻引文) に出る語。 これについて、 涅槃の分斉ぶんざいすなわちさとりそのものの意とする解釈と、 涅槃の因分すなわちさとりに至ることに定まった位の意とする解釈とがある。