なんけい 南渓 (1790-1873) 本願寺派の学僧。 院号は円成院。 筑前国生まれ。 満福寺 (大分県玖珠町) 住職。 筑前学派の大乗 (1751-1823) に師事。 行信論において法理同時説を主張、 また、 儒教やキリスト教に対抗する護法論を展開した。 安政3年 (1856) 勧学。 著書に ¬炉上閑談¼ ¬行信一念ぜい¼ などがある。 →二十邪義