むち 無知 因縁によって生じたあらゆるものは実体がなく空であるから、 対象的に知ることもないという意。 はからいの心を離れた無分別智のこと。 ¬論註¼ には 「実相は無相なるがゆゑに、 真智は無知なり」 (証巻引文) とある。 →智慧。