みやじぎてん 宮地義天 (1827-1889) 大谷派の学僧。 院号は香華院。 真教寺 (富山県南砺市) 住職。 高倉学寮で義譲に師事。 また環中、 龍謙、 義観らから余宗の教義を学び、 ことに性しょう相ぞう学がくに通じた。 頓成の異義事件平定などに尽力。 明治22年 (1889) 贈講師。 著書に ¬歎異鈔講録¼ などがある。