みかわさんかじ 三河三箇寺 三河国における浄土真宗の有力3カ寺。 上宮寺・勝鬘寺・本証寺をいう。 いずれももとは高田派に属していたが、 寛正年間 (1460-1466) 初期に上宮寺の如光が本願寺蓮如に帰し、 続いて勝鬘寺、 本証寺も本願寺に参入した。 その後、 三河における本願寺の中心寺院となり、 三河一向一揆の際にも本宗寺とともにその拠点となった。