めつじんざんまい 滅尽三昧 滅尽定に同じ。 心と心のはたらきをすべて滅し尽した深い精神統一の境地。 この三昧に入ると、 無心の静けさを楽しむことができ、 天上界の最上部である非想非非想処に生じることができるという。 ¬大経¼ には 「風、 その身に触るるに、 みな快楽を得。 たとへば比丘の滅尽三昧を得るがごとし」 と説かれている。