まつやまにんじょう 松山忍成 (1822-1882) 高田派の学僧。 院号は闡教院。 上品寺 (三重県四日市市) 住職。 家塾和敬寮を開いて門弟の育成、 高田派の教学の興隆に努めた。 明治維新後の廃仏毀釈に対して、 島地黙雷らとともに仏教擁護に尽力した。 明治12年 (1879) 講師。 著書に ¬四願成就文講聞記¼ ¬二河譬西録¼ などがある。