きょうし 教師 人に教える任にある者のこと。 浄土真宗諸派においては、 僧侶のうち一定の条件を満たす者に認められる。 教師の呼称は、 明治17年 (1884) の太政官布達により、 それまでの教導職の呼称を廃止して 「教師」 と改められたことに始まり、 以後、 その職分などは各宗派において定められている。 本願寺派では、 年齢20歳以上の僧侶で、 教師資格審査会の審査を経、 教師教修の課程を修了した者に授与される。