きょうろくのさくらん 享禄の錯乱 享禄4年 (1531) に加賀国でおこった一向一揆の内紛。 大小一揆ともいう。 加賀三箇寺 (松しょう岡こう寺じ・本泉寺・光教寺) を中心とする小一揆と越前で敗れて加賀に逃れていた超勝寺・本覚寺ら大一揆とが衝突し、 本願寺の支援を受けた大一揆が勝利した。 これにより加賀支配の主導権が加賀三箇寺から本願寺へと移った。