きょうまん 憍慢 根本煩悩の一。 おごりたかぶる心。 みずからの才能・地位などに対して執着しゅうじゃくし、 他人に対しておごりたかぶること。 また、 自力にとらわれる心を指すこともある。 「正信偈」 には 「邪見・憍慢の悪衆生、 信楽受持すること、 はなはだもつて難し」 とある。 →慢。