きょうはん 経範 (1559-1591) 仏光寺派16代。 15代経光の子。 諱は堯勲といい、 院号は功徳聚院とされる。 永禄12年 (1569) に継職した。 天正14年 (1586)、 事務を存海に譲ったともいわれる。 この頃に豊臣秀吉が方広寺を建立し、 その造営のために仏光寺は寺基を東山渋谷から現在の地 (京都市下京区新開町) へ移転している。