くろだにしょうにんごとうろく 黒谷上人語灯録 18巻。 了恵道光 (1243-1330) の編。 法然 (黒谷上人) の著作や法語を収集したもの。 漢語を集めた 「漢語灯録」 10巻、 和語を集めた 「和語灯録」 5巻、 さらに 「拾遺黒谷上人語灯録」 (漢語の1巻、 和語の2巻) から成る。 「漢語灯録」 には文永11年 (1274) の序が、 「和語灯録」 と 「拾遺語灯録」 の中下巻には翌文永12年の序があり、 このころ編纂されたと考えられる。