こうしき 講式 仏・菩薩・祖師などの徳を讃嘆する儀式や、 その次第や作法について記した書のこと。 伽陀の諷ふ誦じゅと、 漢文訓読体の讃文の読誦が組み合わされ、 通例では、 最初に総礼があり、 続いて表白ひょうびゃくの読誦などが行われ、 最後に回向がある。 浄土真宗では、 覚如が著した ¬報恩講私記¼ が講式の例で、 親鸞の徳を讃嘆している。