こうりゅう 興隆 (1759-1842) 本願寺派の学僧。 院号は等心院。 正念寺 (新潟県妙高市) 住職。 北天に師事。 華厳への造詣が深く、 また行信論は精緻を極め、 僧叡と並び称された。 天保2年 (1831) 勧学。 著書に ¬大無量寿経文天録¼ ¬栖心斎随筆¼ ¬教行信証徴決¼ などがある。 なお、 僧朗は弟にあたる。