こうか 劫火 成・住・壊・空の四中劫 (大劫を二十劫ごとに4期に分けたもの) のうち、 壊え劫こう (世界の破壊期) の終わりに起こる大火災。 この時期を火災劫といい、 色界しきかい初禅天までが悉く焼き尽される。 ¬安楽集¼ には 「あるいは劫火の焼きて、 天地みな洞然たるを現じ」 とある。 →三災。