こんごうさった 金剛薩埵 梵語ヴァジュラサットヴァ (Vajrasattva) の音訳。 金剛手・執しつ金剛などともいう。 法身大日如来の法門を結集し、 これを龍猛りゅうみょうに授けたと伝えられている。 真言宗付法の第二祖とされる。 ¬選せん択じゃく集しゅう¼ には 「真言宗のごときは、 大日如来・金剛薩埵・龍樹・龍智・金智・不空、 次第相承せり」 とある。