けんぎょくに 見玉尼 (1448-1472) 蓮如の第四子 (第二女)。 母は如了尼。 浄土宗浄華院流をうけて出家した。 文明2年 (1470) 以降、 叔母で継母でもある蓮祐尼や自身の姉妹が相次いで没すると心労から病となり、 その中で浄土宗から真宗に帰し、 やがて寂した。 蓮如は文明5年 (1473、 文明4年の誤写といわれる) 8月22日付御文章で、 見玉尼の逝去について感慨を述べている。