けい 磬 法要や儀式の中で用いる青銅および鉄製の打物で、 山形 (へ字) の薄い板状のもの。もとは中国の楽器で、 音程の違うものを並べて演奏された。 声明しょうみょうにも取り入れられ、 十二律の磬を曲調に合ったものに差し替えて用いられた。 本願寺派では、 磬台に吊り、 導師が登礼盤した時に用い、 磬枚けいばい (打棒) で打つ。 →礼盤。