かたく 火宅 煩悩に満ちた娑婆世界を燃えさかる家に喩えた語。 ¬法華ほけ経きょう¼ 「譬喩品」 にもとづくもので、 ¬安楽集¼ には 「¬経¼ にのたまはく、 三界は安きことなし、 なほ火宅のごとし」 とある。