かしゃ 火舎 金属製の香炉の一種。 円盤状の縁取りがついた浅い炉に、 つまみのある蓋をつけたもの。 鎌倉時代には火舎と華け瓶びょう一対の荘厳形式が広く用いられていた。 本願寺派では、 炉と蓋の間に甑こしきを重ね、 上うわ卓じょくに四具足の一つとして置く。 →香炉。